林檎の愛 蒔く爺 碁が欲しい!

むかしむかしあるところにたいそう林檎の好きな爺さんがおったそうな。爺さんは林檎が好きで好きで、でも町に買いに行くのは大変なので、自分で育てることにしたそうな。種を撒いて、早く芽が出ろ芽が出ろ、メガデロー!と呪文を唱え毎日水をやり、その横で近所の爺さんと碁を打つのが日課になったそうな。そのうち爺さんは碁に凝って、林檎の実がなる頃には林檎より碁が好きになったそうな。めでたしめでたし。

教訓:人の心は移ろいやすい。だから、アップルのiMac G5欲しい!とか思っていてもそのうち忘れちゃうんだよ。