自分はビタイチ興味が無い

ダンナが尼村くんで頼みたい本があるという。
「いいけど、なんてタイトル?」
「なんとかのラブレター…とかだった。新聞に載ってたんだけど」
「お前は本屋に注文に来る手に負えない客か!新聞に載ってたて、何新聞だよ!何日のだよ!判るかよそんなんで!」(本屋バイト時、散々それで困らされた)
「今日のだから!ちょっと待ってろ…えーと、妻から夫へ、夫から妻へ、60歳のラブレター、てタイトル」
「ふーーーーーん」
「…お前は興味ないだろうけど、投稿ので、いい話載ってるんだよ。新聞に載ってたの読んでオレ泣いちゃったよ」
「へーーーーーー。図書館で借りたらいんじゃね?」
ダンナは叶わない夢を見すぎだと思う。可哀相にさえなってくる。