人に歴史あり

今日の早川さん」発売間近なのであちこちで宣伝を見かけるなー。と、ふっと思い出す自分の歴史。
SF者とまではいかななくても、昔はSFを結構読んでいたな、と。中学生の頃、友達に借りた新井素子さんの「星へ行く船」にハマり、大原まり子さんにハマり、両者の作品は読み倒した。あと火浦功さんとか梶尾真治さんとか星新一さんとか。(ライトな和製SF系)
その後、高校の頃の付き合っていたヲタ男子の影響で「ブレードランナー」を観させられ、何かを感じてしまい、原作の「アンドロイドは電気羊の夢をみるか?」も読み、流れで海外SF「夏への扉」を読み、「われはロボット」を読み、季刊(その頃はまだ季刊だった!)コバルトに載っていたブラッドベリ火星年代記「優しく雨ぞ降りしきる」に感動し、古典だけでなく「ニューロマンサー」…に行くところだったが、そこはまだ早すぎたので留まっていた。そしてその後は、ヲタ彼氏のコアな漫画傾向の影響や漫研で青年誌漫画などを渡され、それまで少女漫画一辺倒だっただけに一気に転げおち、コミケデビューする羽目となったわけで。その辺からSF小説よりも漫画に方向が行って、SF者の道は閉ざされた。でも漫画ヲタとSF者どっちがいいのか。そして一般人という道は自分にはなかったのかな。おい。

戦争を演じた神々たち(全) (ハヤカワ文庫JA)

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ボッコちゃん (新潮文庫)

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夏への扉 (ハヤカワ文庫 SF (345))

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火星年代記 (ハヤカワ文庫 NV 114)

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ニューロマンサー (ハヤカワ文庫SF)

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