はばたけ妄想日記

4周目?4周目!
氷室先生狙いで2年生冬。パラメーターがんがん上げたおかげで、あの氷室先生がときめいてます!社会見学と称してデートに誘われまくりです!初詣ではぐれないようとかって手を繋いでます!
嬉しいんだけど、微妙です。先生はもっと冷たい状態でもよかった…。何より親密になればなるほど先生の微妙にずれたところがオモロに映って「せんせい…?」て思わず口に出しちゃいます。なんか違う。好きだけど、そんなデレじゃなくていいのに先生!もっと虐げて欲しいんです!(M
そして3周目の奇跡を忘れられなくて、つい葉月君をデートに誘って友好状態にしてしまってます。だってあんなにあたし達ラブラブだったのに…。その冷たい態度はどうしたの?葉月君!記憶喪失なの?!葉月君!

以下妄想。

卒業式後、開いてないとは知りつつも教会の前に行く朝墓。
ガチャガチャ。
(…やっぱり鍵がかかっている…そうだよね…)
「…朝墓。…おまえか」
「!葉月君」
「何やってるんだ、ここで。……氷室先生が探してたぞ」
「…うん。あの、もしかしたらここに入れるかな、て思って。…今日が最後だから。あ、葉月君は?どうしてここに?」
「…ああ。オレも、同じ事考えてた。最後だし、て」
「………」
「………」
「中に何があるんだろうね…。ううん、たぶんあたし知っている…それが本当にあるか確かめたかったんだ…」
「……中には、何もない」
「葉月君?」
「今はもう、何もないんだ」
「…葉月君」
「あの日読んだ本も…渡した指輪も…」
「葉月君…!」
「……」
「いつから…気がついたの?どうして黙ってたの?」
「……」
「葉月君、本当は全部覚えてたの?…あたしをからかっていたの?」
「違う!……途中で、気がついたんだ。お前とオレの事…。でも、今回はお前は、オレのところに来てなかったから…」
「……ごめんなさい」
「…謝らないでくれ。お前のそんな顔、見たいわけじゃない。お前には…オレ、いつでも笑っていて欲しいから」
「葉月君、あたし。あたし寂しかった。全部忘れたふりして、もう一度やり直して。でも、でも本当は忘れてなくって…」
「……×××(名前)。泣くなよ」
「だって…。ごめんなさい。葉月君。でも、あたしやっぱり葉月君が…」
近寄った葉月君がそっと朝墓の手をとって傍に咲いていたクローバーを指に巻く。
「…これ…」
「…指輪はないけど…約束のしるし。もう、忘れないように」
「葉月君…」

うーつーくしきせかい