ブッコちゃん、貴方に会えてよかったよきっと私
尼村くん、届けてくれてありがとお!
- 作者: 有間しのぶ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2005/08/24
- メディア: コミック
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- 作者: 五十嵐大介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/08/23
- メディア: コミック
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- 作者: 島村洋子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/05
- メディア: 単行本
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「灼熱」はモンパトの著者の初BL本。つーか、私そっちの腐女子属性あんまないんでBLはどうでもいいんだけど、恋する人間のお話としてすごくいいので、やっぱりこの人の作るキャラクターはすごいと思う。絵がね…4コマじゃなくて普通のになると、どうしても白さとか下手さとか見えちゃうけど…それでも。
「小森」2巻で完結。いきなり終わってしまった。ああ、でもそういうものかもしれない。離れていた同級生が「あのこ、結婚して帰ってきたよ」「えーいつのまに?」とかそういう感じの。昔のように、自分の食べるものは自分で作って食べる。何でも買える時代だけど、何にもない場所だから自分で作る。そんな田舎のお話なのに、逆に最新の暮らしぶりに通じるような、素晴らしくクリエィテイブで創造的な生活に思える作品。食べる事、育む事、工夫する事、生活ってすばらしいなあ、と。コレを読んだ後は料理をする気にさせられる。
「家族」これだけは図書館で借りたもの。この前読んだ島村洋子さんが個人的にすごく当たりだったんで。今回借りたものも、面白かった。【高校2年で中退して娘を産んだ母親が、一念発起で娘と同じ高校に再入学。情愛を書かせたら大阪一の著者が初めて描いた、大阪らしいヘンな家族の笑いと涙の物語】と。いわゆるイメージの「浪速」の家族の物語。それぞれ普通の、でもちょっと色々ある4人家族。この感じはどこかで…と考えたら思い出した。『寺内貫太郎一家』だ!と。笑わせてじんわりさせて、どたばたもあり、ひたすらテンポよく、明るい。最近内に入り込むダーク系を読んでいたからか、余計にその暖かさが好ましい。元気が出る回復剤の一冊。