明日から平常営業

だからこそ!ビデオを2本も見たの!!

ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD]

ジョゼと虎と魚たち(通常版) [DVD]

フォーチュン・クッキー [DVD]

フォーチュン・クッキー [DVD]

どっちも良かったー。
ジョゼ虎は、なるほど。ほてなで見かけていた批評の評判が高かったのもうなずけます。ちるるたんでなきゃあのジョゼは有り得なかった。あの喋り方、真似したくなる。妻夫木君も好演。あー、オダギリジョーでもいけたかしら…いやいや、あの無責任で尻軽にも思える恒夫をなんとなく憎めない若者に仕立て上げたのは妻夫木君のイノセントさがあってこそだから、やっぱりどちらも配役を変えては考えられない作品なのだろうなあ。意外とベロチューシーンが多くてちょっと驚きました。ハッピーエンドでは無いのに清々しい、でも寂しい、そういう終わり方は嫌いではないです。
フォーチュンはリメイクものだそうですね。元映画見てないけど。いわゆる「おれがあいつであいつがおれで」等の他人と精神が入れ替わる、というもの。私はこのパターンが大好きです。なんか。邦画物だとわりと日常の細細としたウエットな部分を入れてくるのに、さすが陽気なアメリカーン!そういうところは削ぎ落としてカラっと、どたばたと、入れ替わる前の元人格とのギャップの痛快さを押し出して、最後には家族愛でホロリ。ベタですがこういうアメリカンコメディーが好きな一人としては、もっとこういう作品を皆が好きになってくれればいいなあ、と思うのです。